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言葉を疑う①――活着とは?――
- 2011/12/31(Sat) -

1 定説

 アヌビス・モス・ボルビティスなどは石や流木に活着させる。


      「ミクロ・ソラム・ナローを“活着”させる」と言いますが……。(ADAギャラリーにて)

2 活着とは?

 よく石や流木に水草を結びつけて「活着させる」と言います。例えば「平凡な形の流木でさえ、ボルビティスを活着させれば自然感がグッと高まります。(AQUA JOURNAL Vol.189)」というように、よく書籍にも書かれています。しかしこの「活着」は植物学やガーデニングの世界では別の意味に遣われます。
 試しに、一般的な辞書で、「活着」の意味を調べてみました。

  【活着】挿し木・接ぎ木・移植などした植物が根付いて生長し始めること。(大辞林)

とあります。要するに、鉢でも庭でも根付けば活着なのです。例えば、「苗が活着するまで水を切らさない。」と一般的には言っています。
 さて、アクアリウムでいうところの「活着」とは、一般的には「着生」と言っています。「着生」を辞書で調べますと、

  【着生】他の物にくっついて生活すること。(大辞林)

もう少しわかりやすく「着生植物」を調べてみます。

  【着生植物】土壌に根を下ろさず、他の木の上、あるいは岩盤などに根を張って生活する        植物のこと。                         (ウィキペディア)

ということは石や流木に結びつける場合、一般的には「着生」なのです。例えば、「着生蘭(チャクセイラン)」といえば1つの趣味の分野として確立されています。


                                               ウィローモスは“着生”

3 ここで提案

 「活着」がアクアリストの間で広まり、今更「着生」に変えるのは大変だと思います。ただ「水草愛好家の間では、着生のことを活着というバカが多い。」と言う記述も見たことがあります。反論したいところですが、向こうの方が正しい……だとしたら、「着生」に変えた方が良いと思います。これは私の提案であり、皆さんに強制はできませんが、私は「活着」と「着生」を遣い分けていきたいと思います。


                                有茎草が“活着”で、ボルビティスは“着生”

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